2025年6月22日日曜日

早同交歓を聴いてきた

 

パンフ

 乃公 おそらく62回のうち1割も聴いていなかろう ひとつは関西開催でも城陽であったり八幡であったりして 地域的事情や交通の便にかまけてついつい出そびれる 早い話 足が向きにくいのである 今日は珍しく豊中だという 阪急バスのエリア内 行かずばナンメエ ただ暑い日が続いているせいか 大ホールの“入り”が芳しくなかったことが残念


【プログラム】

 1 混声合唱組曲「青い小径」早混/学指揮/p伴

 2 同声・混声合唱とピアノのための組曲「夜空の記憶のどこかに」CCD/学指揮/p伴

 3 Reger Briggs Sisask の合唱曲 早混/柳嶋耕太

 4  混声3部合唱でたどるドイツ合唱音楽(Schein Telemann Mendelssohn Rheinberger Domke)CCD/本山秀毅/p伴

 5 Reger「Drei Chöre(三つの合唱曲)」 早混・CCD合同/柳嶋耕太/p伴


 乃公恥を忍んで申そう 今日のプログラムセッティングは正直しんどかった これはテレマンやメンデルスゾーンならいざ知らず レーガーやラインベルガーですら大変で その余の作曲者は ほぼ名すら聞いたことがない 知らない曲を立て続けに聴かされるのは「交歓演奏会」を聴きに来た爺ィリスナーには厳しい 邦人作曲家に救いを求めたいが 知った曲がちりばめられたものはともかく 初めて聞く組曲は事前に歌詞(ストーリー)が頭に入っていないと “これ日本語?” の域にとどまってしまう 素晴らしい 若さに満ち溢れた声の積み重なりが いわば外国語の曲を聴いたのと同じでは つらい 両団とも一定のレベルを超えていると思うだけに つらい

  

合同ステージ終演

 貶してばかりでは申し訳ない 一緒に聴いていたMSちゃんやTHK夫妻の感想を聞きそびれたまま帰ったので 一層その思いが強い ただひとつ思ったこと それは CCDが混声三部という珍しい選曲をした その原因の一つが男声部員の寡なさにあるとすれば アンサンブルが見事だっただけに勿体ない

 久しぶりに若い張りのある声での合唱が聴けたことを感謝


 追記: Covid以降長期欠団を強いられているSSEご夫妻が来聴されていた 終演後ことばを交わすことが出来たのは幸いだった 思ったより元気な声で「二人三脚ですワ」と語りかけてくれ 別れしなに握ってくれた手の暖かさ そして力強さに いわれもなく“彼は元気なのだ”と確信した 無信心な乃公のいうことばではないが どうか彼 そしてそれを支えるご家族の上に神さまの限りないお支えがありますように


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